ブツブツや赤みを治療して笑顔を取り戻そう|ニキビ跡の消し方

医療機関でニキビ治療

照射治療

色素沈着とクレーター

ニキビ跡には大きく分けると、色素が沈着して赤や紫色になっているタイプと、皮膚の表面がえぐれてクレーター状になっているタイプがあります。色素の沈着はニキビの炎症によって起きた内出血が原因です。またニキビに紫外線が当たると、メラニンが茶色っぽく沈着することもあります。クレーターはニキビを潰したり、深い部分にまで炎症が及んだ場合にできます。皮膚が凹凸になったまま固まってしまい、簡単には治せないのが特徴です。軽度のニキビ跡であれば、ピーリングで強制的にターンオーバーさせることにより治療できます。しかし重症の場合は、治療にレーザーが用いられることもあります。高出力のレーザー機器を使用できるのは、美容整形外科などの医療機関だけです。ニキビ跡をレーザーで治療するには、おおむね2種類の方法があります。ひとつはフラクショナルレーザーを用いる方法で、主に色素沈着によるニキビ跡の改善に効果的とされています。もうひとつは炭酸ガスレーザーを用いる方法で、主にクレーター状のニキビ跡を改善することが目的です。なおクリニックによっては、レーザーよりもマイルドな光を照射して、同じような効果を狙った治療法も実施されています。

2種類の治療法

フラクショナルレーザーは真皮層にまで届き、直径0.1mmほどの細かい穴を無数に開けます。ダメージを受けた真皮層は再生しようとして代謝が活性化され、ターンオーバーが促進されます。穴は小さいので傷跡が残ることはなく、ダウンタイムも短くなります。ただし傷をつけることに変わりはないため、施術後のスキンケアに気を配ることが大切です。また一度ですべての皮膚が入れ替わるわけではないので、数回の照射を受ける必要があります。炭酸ガスレーザーはクレーターの縁を削っていきます。そのため他の方法では治りにくい凹凸を、直接治療することができます。広範囲のニキビ跡を改善するには向いていませんが、確実性の高い施術といえます。麻酔をするので痛みはありませんが、削った後の皮膚が再生するまでのダウンタイムは長くなります。この方法も施術後のスキンケアが重要です。レーザーによるニキビ跡治療は保険が適用されないため、費用は高くなりがちです。しかし保険でできる治療には限界があり、高い効果を望むならレーザーも選択肢に入るでしょう。なおレーザー機器の名前はクリニックによって違い、効果もさまざまなので、まずはカウンセリングを受けて治療の内容を確認しましょう。